総務省はこのほど、サービス産業動向調査の昨年11月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比6.5%増の5009億600万円と、11カ月連続で増加した。サービス産業全体は同0.9%減の31兆2337億3400万円と、2カ月連続で減少した。
ほかの業種を見ると、娯楽業(公園・遊園地、映画館、スポーツ施設提供業など)が同5.2%減の2兆2631億8200万円。飲食店が同1.1%減の1兆6992億3300万円。道路旅客運送業が同3.0%増の2830億1700万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「教育、学習支援業」「医療、福祉」の3業種が増加。「生活関連サービス業、娯楽業」「運輸業、郵便業」「情報通信業」など6業種が減少した。 宿泊業の従事者
8ヵ月連続増加